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1.計量

まずは、お客様のお布団の重さを計量してから作業に入ります。
お客様毎に1つ1つに札をつけ、他のお客様のものと混ざらないように一つ一つ計量して順番に機械に通す準備をおこないます。

必要に応じて、足し綿の量も計量しておきます。
 
自社製打ち直し機械



2.打綿機工程(綿をほぐしていきます)

まずは、打綿機と呼ばれる機械でお客様の綿布団を一度バラバラに荒打ちしてほぐしなおします。
左の機械は普通打ち製綿機へ
右の機械はカード打ち機へとつながっています。
足し綿がある場合はこの段階で必要分量新しい綿花を一緒に機械にかけます。

荒打ちされた綿はパイプの中をエアーで飛ばされて次の製綿機へと運ばれます
自社製打ち直し機械



足し綿

綿の量を調整し必要な量を計量しながら機械へ通します。
新しい綿花(めんか)を足し綿する時もこの工程で投入して満遍なく機械で混ぜ合わせます。
綿をブレンドするのもこの段階から混ぜ合わせていきますが、むらなく混ぜ合わすために
熟練した技術も要される重要な工程になります。

機械の吸い込み口。
少しづつ機械の中へ送り込み
砕きながら綿をバラバラに混ぜ合わせます。
このくらいの状態になって機械から出てきた
綿は、次の工程の製綿機に送られます。

3.製綿機工程(殺菌・乾燥・綿を作る)

製綿機にかけて綿を再生します。120 ℃で熱殺菌処理し、同時に再生された綿が板状になって出てきます。

細かな金タワシのような刃で綿状になるまで起こされ、既定の大きさまで薄く引き伸ばされ板のような形になって出てきます。
バラバラの綿を打ち起こして
ふわっとしたワタ状に加工されます。
バラバラの綿をかき起こし、
極限まで引き伸ばされたワタに製綿されます。
化学繊維を混合した場合はこの機会でないとまんべんなく混ざりあわないので化繊綿を足して軽くする掛け布団用の綿を打つ時に主に使われます。

普通機では
1cmほどの厚みの板状になった綿が出てきます。
カード打ち機では
薄ーい綿を巻き取ってから1cmほどの厚みにして
板状になって出てきます。

機械で小さくたたまれます
シングルの敷き布団で
これが約16枚分になります。
こんなに弾力感が蘇りました

4.側生地の縫製

ミシンでの縫製になります。生地の縫製はそう簡単にできるものではないのです。まっすぐの直線縫いがいちばん難しいのです。商品の出来上がりに左右されますから、少しでも曲がっていたらやり直しとなります。



5.仕立て作業 わた入れ(成形作業)

製綿されたわたを一枚一枚『慎重』かつ『丁寧』に並べていきます。
完成品の良し悪しはわた入れ作業に有りますから細心の注意を払いながらの作業となります。
腰にあたる部分を少し厚めにするのがポイントです。



わた入れ作業2(返し)

並べ終わったわたを新しい側生地に挿入する作業です。
わたを並べる際には側生地が裏返しの状態ですので、わたをくずさないように、かつ生地をいためないように表に返します。
力の加減とコツが必要になります。

綴じ作業1 手縫い和綴じ

わた入れが終わったらいよいよ綴じ作業です。
まずはじめに、わたの挿入口を一針一針丁寧に縫っていきます。
手縫いですから根気が必要な作業になります。
糸目が均一になるように仕上げていきます。
さーいよいよ完成間近です。
中わたが、ずれないようにするために一箇所一箇所綴じていきます。
ふとんの厚みとの兼ね合いがありますから糸の綴じ方にも力加減が必要です。
綴じ方にも均一性が必要不可欠となります。
綴じ作業2 (機械和綴じ)

大型の炬燵布団などはこの機械で綴じます。

綴じ作業2(キルトミシン)

敷きパットや肌掛け布団などの綿を薄く入れてあるものは和綴じでは綿が中でずれやすいので布団全体をキルティングしてしっかりと綴じます。



6.出来上がり完成

一連の作業が終わって完成となります。写真のようにペチャンコだったお布団がフカフカの状態に復元し、一度綿を解体して熱処理もしていますので衛生的にも清潔になります。外を覆っている生地は新品の生地を使用しますので、これホントに私の布団?と言われるほど見た目は新品のお布団と見分けが付かなくなります。



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